そうめん茹でマイスター

そうめん茹でマイスター???

私たち播州乾麺輸出拡大協議会は、多くの皆さまにそうめんをご家庭でより美味しく食べていただきたく、「そうめん茹でマイスター検定試験」を通じて普及活動を実施しています。

当然資格であるからして、学科試験と実技試験があります。
学科試験はそうめんの基礎知識についての確認、実技試験は茹で方の実演で合否を決定するというもの。勉強はホームページや茹で方動画で勉強してネ!という難しいのか難しくないのかやる気があるのかないのかなんともアバウトな資格。

興味がある方はページをスクロールして進んでください。

煮法的基准

Preparation 準備

1.手洗いし、食器・つゆ(よく冷やした)・薬味・鍋・ザル・ボール・氷水・菜箸・バラした麺(事前に帯を取る)・タイマーを用意。

Commentary 解説

シンク(流し)内を片づけておく。結構な準備が必要(笑) しかしこの準備がそうめんの味を大きく左右するのである。

Boil 煮沸

2.沸騰させたお湯を用意する。(お湯の量:麺100g当たりお湯1lが理想)

3.麺をパラパラと入れ菜箸で軽くかき混ぜる。(麺同士、鍋にくっつかない様に鍋の底からかき混ぜる)

4.商品の表示時間を基準にタイマーで測りながら茹でる。(拭きこぼれしそうなばあいは火加減を調整する。差し水をする場合はコップ半分程度)

Commentary 解説

麺同士のくっつき、茹でむらを防ぐ。
パッケージの何分~何分の間との表示の場合はその範囲内で茹でる。(かため、やわらかめは好みで調整する。にゅうめんの場合、かために茹でて水洗いする)

Cool 冷却

5.茹で上がった麺をザルに移し、お湯をきる。素早く流水で冷ましながら粗熱を取る。

6.冷ましたら流水で強くしっかりと両手で揉み洗いし、ぬめりを十分に取り除く。(流水を受けるのは鍋またはボウルを使用する)

7.最後に氷水に浸す。

Commentary 解説

粗熱が早く取れるので、茹でのびを最小限に抑えられる。ぬめりがあると食感や食味が悪くなるだけではなく、麺同士がくっつき、ほぐれにくくなる。氷水は麺がしまり歯ざわりや食感が良くなる。

Drain water 去水分

8.ザルでしっかり水切りをする。(手のひらで麺を押さえて水切りをすると良い)

Commentary 解説

茹でのびが少なくなる。水っぽさを無くす。

Arrangement 装盘

9.麺を解しながらザル又は皿に盛る。(麺に適量の氷を乗せても良い)

Commentary 解説

ザル:麺のコシを長持ちさせる。
氷:麺が解れやすい。

そうめん茹でマイスター???

いかがでしたか?一見当たり前の簡単そうで実は奥が深いのです。
そうめんを茹でることは人生と同じくらい深いのである!

そしてこの「そうめん茹でマイスター検定試験」過去に一度だけ実施されたのです。

今から遡ること、2019年6月2日(日)・・・
兵庫県姫路市のとある場所でひっそりと行われた第1回検定試験。
このどうでもいいような、それでいてちょっとふふっとなるようなこの検定試験に、なんと15名もの合格者が誕生したのです!

はたしてこの検定試験に合格した方々のその後の生活はどうなったのでしょうか(笑)

煮法实践

ということで、検定試験合格者の1人、そうめん茹でマイスターRIKAさんにご登場いただき、そうめんの茹で方を教えていただきましょう!

いかがでしたか?そうめんを正しく茹でて美味しくいただく。おわかりいただけましたか?

そうめん茹でマイスター資格試験にご興味のある方は、播州乾麺輸出拡大協議会事務局までご連絡くださいね!